1992-03-11 第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
○渡部(一)分科員 私は、まず大臣にごく庶民的な公害問題、つまり空き缶公害について伺いたいと存じます。 今、全国的に、市町村単位等におきまして分別収集等の動きが起こり、また分別収集を行えないところでも、ごみ処理に対する消費者の協力、特に家庭の主婦層を中心とする協力というものは大変なものでございますし、消費者段階はひどく前進をしたということが言えるのではないかと思います。
○渡部(一)分科員 私は、まず大臣にごく庶民的な公害問題、つまり空き缶公害について伺いたいと存じます。 今、全国的に、市町村単位等におきまして分別収集等の動きが起こり、また分別収集を行えないところでも、ごみ処理に対する消費者の協力、特に家庭の主婦層を中心とする協力というものは大変なものでございますし、消費者段階はひどく前進をしたということが言えるのではないかと思います。
恐らく缶ジュースの空き缶公害が今起こっておりますが、ああいう状態というのは、なかなかやっぱり当初真藤さんじゃないが想定をしておらなかったと思うんですね。今度いっときしたら、これが野山に、観光地の高原やどこか道わきにどんどん捨てるような、そういう状況というのが来るということは容易に想定されるわけですね。
○片山甚市君 乾電池に限りませんが、デポジット方式導入では、我が国でも空き缶公害で問題視されつつありますが、改めて本問題について厳しく取り上げるつもりでありますが、今手元にある「暮しの手帖」九十九号によると、アメリカのニューヨーク州における空き缶対策の実態が報告されておりますが、そのことについてどういうふうに把握しておられますか。
空き缶公害追放への取り組みが全国で進んでいるが、この問題の難しさは、現状では、結局はモラルの問題ということになってしまうことにある。やがて国民全体のモラルが向上し、空き缶、空き瓶をポイ捨てするような不心得者はいなくなるということは確かに理想的なことであるが、いまの姿は果たしてその理想に向かって進んでいるといえるのかどうか。
空き缶公害の問題については、各地方自治体、いろいろと御努力をいただいたり、あるいはボランティア活動等盛んになる中で回収運動が行われたりいたしているわけでありますが、昨今、この空き缶の捨てられる数は減ってきておるのか、あるいは現状維持しておるのか、そんなところのデータでもありましたら、御説明をいただきたいと思います。
たとえば隣近所の騒音であるとか、あるいは空き缶公害だとか、こういうふうなことについて取り組んでいかなければならぬという状況の中で、しかも、なかなか各省庁間の縄張りがある中でむずかしい事態がある。それを突破する意味で、国民のまた違った意味での協力を得るための広報活動というものをやっているのか。
○八田委員長 なお、本日までに本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしましたとおり、空き缶公害の防止対策に関する陳情書外四件であります。念のため御報告申し上げます。 ————◇—————
そういたしませんと、この空き缶公害と同じような問題が出て、また環境庁が相当知恵をしぼらなければならぬときがくるだろう、こう思います。その点についての考え方をそれぞれの省庁からひとつお伺いをしておきたいと思います。
――――――――――――― 五月十日 空き缶公害の防止対策に関する陣情書(第二三 六号) 湖沼水質保全の早期法制化に関する陳情書外二 件(第二三七号) 鹿児島県出水市にツル等生息地の確保に関する 陳情書(第二三八号) 飛行場等周辺の騒音等公害対策に関する陳情書 (第二三九号) は本委員会に参考送付された。